百名山つながりで‥‥‥伊吹山


伊吹山は伊吹山地の南端に位置し、1,377.4mあって、滋賀県の最高峰です。奈良時代には修験道の開祖、役小角(役の行者)
が訪れ霊場としたと伝えられています。
9合目あたりまでドライブウェイが通じており、駐車場から40分ほどで山頂に立つことができます。



駐車場の奥に西遊歩道が見えています
景色や花を楽しみながら、ゆっくり登れるコースです



琵琶湖を見下ろしながらの西遊歩道
スニーカーでも大丈夫



訪れた7月末は花盛りでした




この角度だと、高度感がわかります
はるか眼下に、パラグライダーがいくつも舞っていました
(右上に琵琶湖が‥)



駐車場から歩き始めて30〜40分
もう山頂が見えてきました



山頂到着です




日本七高山霊場 伊吹山寺 と書かれています




何軒もの売店・食堂があって、にぎやかです




日本武尊(ヤマトタケル)ゆかりの地でもあります
東方の敵を制圧し、大和へ帰る途中のヤマトタケルは
伊吹山の荒神におそわれて熱病にかかり、命を落としました
「なつかしい大和に帰りたい」というタケルの魂は白鳥となって
大和のある西の空に飛んでいったということです



高さは1377メートルですが、麓との高度差はかなりあります




花盛りの山頂付近は、お弁当をひろげてくつろぐ人たちでいっぱいでした

伊吹山の八合目あたりには、昔、行者が修行したという行者岩と呼ばれる大岩があるそうです

厳しい修験の山という一面と、だれもが楽しむことのできるおだやかな山という一面

どちらも伊吹山の魅力です