小谷山(標高494m)

滋賀県長浜市 湖北の古戦場 小谷山です

2010年5月22日

浅井長政とお市の方との悲劇の舞台として知られる山城です 

番所跡付近の駐車場所からは、山王丸まで30分、小谷山頂上まで1時間ちょっと
草木にうもれた城跡で、かつての浅井氏の栄華を想像しながら歩きます
浅井家に嫁いだお市の方(信長の妹)とその娘たち(三姉妹)の運命は
戦国時代の歴史物語そのものですね
山王丸から谷筋へ下り、さらに山道を登った所に大嶽城があり、ここが小谷山の山頂




駐車スペース
車でここまでくれば、あとは快適な史跡めぐりです





番所跡への入り口が見えてきました 突き当たりを右へ
左へ行けば金吾丸跡です





番所跡




御茶屋跡




馬洗池  御馬屋




首据石




浅井家の重臣であった 赤尾家の屋敷跡への分岐です
浅井長政はこの屋敷で最後の時をむかえました




黒金門跡
大広間に設けられた重要な門‥‥‥だそうです




桜の馬場




浅井家と家臣を弔う碑




大広間跡
別名千畳敷と呼ばれ、長さ85メートル幅35メートル




高さ12メートルの石垣の上に本丸跡





小丸跡




大石垣




山王丸跡が見えてきました





山王丸跡です
小谷城の詰めの丸としての役割だったようです




樹間から小谷山の山頂が見えてきました






山王丸から下りこんだところにある六坊跡
軍務や政務を司っていた6つの寺院を
ここに集めていたそうです




ここからは再び登りになります
急な階段の連続です




正面に伊吹山が‥‥





494メートル 小谷山の頂上です







山頂は1523年頃の築城と伝えられる大嶽城の城址
羽柴秀吉の攻撃の折、朝倉氏の援軍が守っていたが
落城し、小谷城は後方の陣地を失ってしまったのです



山頂の木立の中で昼食をすませ、登ってきた道をたどって下山
同じ場所でも下りながら見ると また違って見えるから不思議です
登りは約1時間10分 下りは約40分でした

車に乗り込み、すぐ隣の谷筋にある須賀谷温泉で汗を流しました
この温泉、やや赤茶色をおびた 湯ノ花がいっぱい浮かんだ とても気持ちのいい温泉でした
「お市の方が湯治した 古の名湯‥‥小谷城の麓にひっそりと涌く秘湯は、
浅井長政も湯治に通ったという歴史の湯」
  ‥‥‥‥‥だそうです 

温泉の中には 次のように書かれていました

来年度のNHK大河ドラマに、小谷出身の江姫が主人公に決まりました。
お市の方の娘である三姉妹の末っ子で、徳川2代将軍秀忠の妻、3代将軍家光の母と なった人で、
さらに彼女の娘和子は天皇家へ嫁いでいます
 戦国を生きぬいた彼女の人生は壮絶そのものでしたが、彼女はいつも明るくいきいきとしていまし た。地元の私たちは、江姫が400年ぶりに故郷に里帰りしてきてくれるような、
そんな嬉しさで一杯です。