大峰山 洞川 だらにすけ 陀羅尼助
大峰奥駈道‥‥‥釈迦ヶ岳 2007年7月8日
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雨の合間をぬって、釈迦ヶ岳へ登りました。 十津川村の国道から、旭登山口までは細い林道を約20キロ 落石が多く、道幅もせまいので注意が必要です。 釈迦ヶ岳のシンボルとなっている山頂の釈迦如来像は、修理のため冬中下山されていました。 もうそろそろお帰りになったのでは‥‥と思い、本日の登山となりました。 |
旭登山口は、若干の落石はあるものの、よく整備されています。
右の建物はトイレ。きれいなトイレで、簡易水洗になっています。
さあ、いよいよ出発 なんか、登山口に人が集まってるなあ‥と思いつつ 歩き始めました。 |
両脇にシャクナゲがいっぱいに押し寄せています |
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尾根にでるまでは、やや険しい道 |
20分ほどで尾根にあがってしまえば、こんな感じ しばらくはゆるやかな尾根道をたどります |
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バイケイソウの大群生 まだつぼみのものから、花真っ盛りのものまで すごい数のバイケイソウに囲まれます |
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??これは? どうやら鹿の足跡ですね |
ガスもでてきて、なにか幻想的な雰囲気がしてきたと思ったら |
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木のかげから‥‥出てきました |
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やがて続々と。子育てのシーズンらしく 子鹿が母鹿のあとをついてきます 時折、ピューというような鳴き声 驚かせないように、そっと撮影してこの場を離れました。 |
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さあ、山頂は目前 でもあのブルーシートは‥ |
やっぱり‥ まだこの状態でした 完全修復まで、あと少しのようです |
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まあ、これもいい記念かな‥と、とりあえず記念撮影です ところが、このあと意外な展開が‥‥ |
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大勢の人が登ってきました それぞれに少しずつ荷物をもって‥ |
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どうやら、今日が修復の仕上げの日のようです |
これは‥お釈迦様のお顔ですよ こんなに間近に拝めるなんて |
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作業が始まりました ブルーシートをはずして、お顔が据えられます 1799メートル、釈迦ヶ岳山頂での作業です この像は大正13年に天川村の強力「鬼マサ」こと岡田雅行氏が独力で担ぎ上げたと言われています このエピソードについては、奈良新聞に連載され その後書籍として出版された本 「大峯山秘録―花の果てを縦走する」 前田良一 著 に詳しく書かれていますので、 後日ご紹介します。 (20年ほど前に読んで感動し、いつか山頂の釈迦像を見たいと思ったものです こちらもご覧下さい |
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さあ、光背が取り付けられています あと少し‥ |
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大勢の人が見守っています もう少し‥ |
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ついに完成 無事、釈迦像が山頂にお戻りになられました 今回は釈迦像を見ることができないのか、とあきらめていたときに 思いがけず 修復の最終作業に巡り会うことができました 作業にかかわられたみなさん、ありがとうございました さあ、帰ろう 今日は「深仙の宿から大日岳へ」 と予定していたけど、作業見学の為中止。 結局、登山口から山頂への往復になりましたが、 充実した気持ちで帰路につきました。 |