2000年8月2日 洞川小中学校の児童・生徒により上演されました
いまから千三百年ほどむかしのことです。 大和の国、葛城の茅原というところに一人の子どもがいました。その子どもは、空飛ぶ鳥をながめながら、 「わしも、鳥のように、大空を自由に飛んでみたいものじゃ。」 と考えていました。その子どもこそ、後に役の行者(えんのぎょうじゃ)と言われた小角(おづぬ)でした。 小角は、きびしい修行をかさね大空を自由にとびまわれるようになりました。 |
役行者に仕える鬼たちは、大峰と葛城山をむすぶ岩橋作りに精を出しました。 |