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4月17日 吉野山

向かい側には蔵王堂が見えています

上千本の桜が真っ盛りでした

水分神社の境内のしだれ桜も美しいです

早朝ということもあり、花見の人も少なく、ゆっくりした気分

谷を挟んで、如意輪寺が
吉野山は全国的に桜の名所として有名で、4月の上旬から中旬にかけて3万本ともいわれるシロヤマザクラが豪華絢爛に咲きみだれます。
 この日の時点の桜情報は、

下千本散り始め、中千本満開、上千本満開、奥千本咲き始め

でした。


上千本から見た吉野山の中心部。
蔵王堂にむかって、お土産屋・旅館・食堂・
柿の葉寿司屋・お団子屋・宿坊などなど‥‥
吉野山ひとくちメモ
 吉野には桜に惹かれて、多くの有名人が訪れています。古くは西行法師が吉野に庵を結び、多くの歌を残しました。
 その西行法師に憧れ、吉野を2度訪れたのが松尾芭蕉です。

吉野での花見といえば、太閤秀吉の大花見。文禄3(1594)年、総勢5千人の供ぞろえで吉野山を訪れました。

 しかし、この年の吉野は長雨に祟られ、秀吉が吉野山に入ってから3日間雨が降り続きました。苛立った秀吉は、
「雨が止まなければ吉野山に火をかけて即刻下山する」
と伝えると、吉野全山の僧たちはいっせいに晴天祈願をし、その甲斐あってか、翌日には前日までの雨が嘘のように晴れ上がり、盛大に豪華な花見が催されたそうです。



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